お世話になっております。
2児のパパ、主夫のかすくんです。
引き続き5大栄養素についての続きです。
今回はみんな大好き?タンパク質についてです。

タンパク質はいくら摂っても大丈夫?

まずタンパク質とは、アミノ酸が多数結合した高分子化合物です。
人の体は10万種類ものタンパク質で構成されていますが、
基となるアミノ酸は20種類です。
私達が日々食べている魚・卵・肉などのタンパク質は体内でアミノ酸に分解されます。
その後身体を構成するタンパク質(体タンパク質)に再構成されます。
この20種類のアミノ酸のうち11種類は体内で合成可能ですが、
残りの9種類は体内で必要量合成されないため、食品から摂取する必要があります。
皆さんご存知の必須アミノ酸っていうヤツですね。
要するに
私達が身体の構成に必要なアミノ酸を多く含んでいるタンパク質を摂る必要がある
ということです。

もちろん、色々な食品にアミノ酸が含まれていますが、
この「必須アミノ酸」が多く含まれているものが魚や卵、肉、豆ということです。
タンパク質を摂るとどうなるの?
これに関しては皆さんある程度ご存知とは思いますが、
タンパク質の役割
①身体の構成(皮膚・髪・筋肉・消化器・臓器等)
②酵素・ホルモン・免疫抗体の原料
③代謝反応の触媒(体内の合成・分解等)
④エネルギー源
タンパク質の摂取により
①筋肉疲労の軽減
②筋肉量の維持・増大
③自律神経を整える
などといった効果があります。
割とこの自律神経を整えると言うのが見逃しがちで重要なポイントです。
筋肉だけでなく、身体全体の調子を整えるために必要不可欠なんです。
どれくらいタンパク質を摂ればいいの?

まずタンパク質が不足すると
タンパク質は身体を構成するための栄養素と説明しましたので、
先に挙げた筋肉や皮膚・髪・臓器・血液等の機能が低下します。
①筋肉量の低下
②免疫機能低下
抗体や血液も構成します
③成長障害
骨(特に軟骨)や筋肉の構成
成長期に骨を伸ばすのはカルシウムもそうですが、タンパク質も非常に重要です。
④脱毛
髪の毛も爪も、ほとんどケラチンというタンパク質で構成されています。
⑤爪割れ・欠け
⑥脳機能低下
タンパク質が分解された際にできるアミノ酸より神経伝達物質(ドーパミンとかアドレナリンとか)が生成されます。
もちろん、上記が原因による他の体調不良も出てきます。
例えば基礎代謝の低下や肩こりなど。

糖質に比べ摂取はし辛いですが、タンパク質も不足しないように心がけましょう。
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