どうやって摂ればいいの?

基本的に水溶性ビタミンのみ摂取できる、脂溶性ビタミンのみ摂取できるといった食品はありません。
水溶性ビタミンは
ビタミンCとビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)
脂溶性ビタミンは
ビタミンA、D、E、Kです。
私はデカ(DEKA)ビタと覚えています。それ以外は全部水溶性ビタミンです。
この水溶性・脂溶性は調理の際にも影響します。
水溶性ビタミンを摂るには茹でたり揚げたりすると流れ出します。スープや蒸し、生のまま食べるのが良いでしょう。
脂溶性ビタミンは油脂に溶けるため、油で炒めることで油に溶けだしたビタミンを摂取できます。
人参等硬い野菜では特に、油に溶けだした方が体内に摂取しやすいものもあります。

最適な調理法は?
先程述べたように、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミン双方を多く持っている食品が多いです。
例えばイワシはビオチンとビタミンD、モロヘイヤは葉酸とビタミンA、ほうれん草は葉酸とビタミンKなど、
代表するほど多く水溶性と脂溶性ビタミンを多く持っています。
そのため、「この食材は生で」、「この食材は炒めて」など一概には言えません。
そのため、同じ食材でも色々な調理法で食べるのが正しいと言えます。

そう思うかも知れませんが、上記の内容を知っているか知らないかで普段の調理が変わると思いませんか?
「とりあえず野菜たっぷりスープ食べてればいい」というわけではない
ですよね。


我が家では同じ食材を基本的には2~3料理に使用しています。
作り置きなのでその日に全部調理を終えます。
例えば先程挙げたほうれん草は今週は煮びたしとにんにく卵炒めに使用しています。
また、お子さんに「サラダ嫌だ!野菜炒め食べてるからいいでしょ!」なんて言われた時、
もうちゃんと説明できますね?
お子さんも一緒に食事の大切さ、効率性を学んで健康な食生活を心がけていきましょう。


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