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作り置きを無理せず継続できる☆極意☆ 保存のコツ編

お世話になってます。かすくんです。

2児のパパの作り置きおかずの紹介です。

皆さん、毎日のご飯作りお疲れ様です。

主婦・主婦にとって、家事の最大の苦労は毎日のご飯作り。

作り置きで普段のご飯作りの負担を少しでも減らせるよう、この記事を参考にしてください。

今回は、作り置きおかずの保存について記述します。

目次

作り置きの賞味期限

作り置きおかずって、作っても、「いつまでに食べ切ればいいんだろう。」「3日も経ってるから怖いなぁ。食べられるんだろうか。」

そういった不安がありますよね。

これ、食べて大丈夫かな?

最近レシピ集にも、作ってから何日保存できるかの記載があったりします。

基本的には食材や調理法、保存法、調味料によって賞味期限が異なってきます。

以下に記載しますので、参考に見て下さい。

今回は野菜の例です。条件により変動があるため、あくまで参考に。

葉茎菜類果実野菜果菜類豆類根菜類
茹でる××
和える×
炒める
煮る
炒め煮る
焼く
漬ける
◎ 4~6日  〇 3~5日 △2~3日 ×1日

葉茎菜類…白菜・キャベツ・レタス・ほうれん草・小松菜・ブロッコリー・セロリ・アスパラガス等

果実野菜…メロン・スイカ・苺等

果菜類…きゅうり・茄子・トマト・ピーマン等

豆類…枝豆・大豆・そら豆等

根菜類…大根・人参・ジャガイモ・玉ねぎ・ごぼう等

基本的には調理の実施・未実施に関わらず根菜が日持ちしやすいですね。

そもそもなんで劣化のしやすさに差があるの?

なぜ、食材の種類や調理法、調味料により劣化の時間に差が出るのでしょう。

そもそも食品の劣化とは、

(1)物理・科学的要因

(2)生化学・生物学的要因

に分かれます。簡単に言うと、

(1)物理・科学的要因は外的要因になります。⁸

①衝撃や振動による傷

  傷がついた部分から腐敗が進んでいく。リンゴとか。押されたバナナが黒くなっていくとか。

②水分の吸湿・蒸散

  海苔とかせんべいが湿気ってしまう、冷蔵庫に入れておいたネギがカピカピになってしまう。

③光線(紫外線とか)

  「冷暗所保存」ってよく書いてある。特に油脂を含むものは酸化反応を促進させてしまう。

④油脂の酸化

  油脂の酸化は、有毒な過酸化物を生じて身体に関わる部分が多いため後述します。

⑤褐変反応(糖化のこと。肉やリンゴの変色とか)

  よく言われるメイナード反応とか。これも身体に大きく関係するので後述します。

⑥でんぷん質の変性

  でんぷん質の「老化(β化)」と言われるヤツ。炊いたお米を放置しておくと、カピカピになっちゃうあれ。保存食とか非常食にある「アルファ化米」はそれを利用している。

  

※ IDを指定してください。

(2)生化学・生物学的要因は内的要因

①酵素作用

  食品のほとんどは生物であり、これらが持つ酵素活性が死後(収穫後)に変化し劣化に繋がる。

  主には低温貯蔵(冷蔵庫)や加熱処理により抑制する。

②呼吸・蒸散・発芽

  酵素反応による劣化。低温貯蔵(冷蔵庫)による保存で抑制可能。

③微生物

  いわゆる腐敗。細菌・カビ・酵母によるもの。温度や水分量(乾燥)、浸透圧(塩とか砂糖とか)で抑制。

④昆虫・その他生物

  特に穀物。15℃以下の保存。放射線処理や薬剤処理等。

なるほど。結局どうすれば長持ちするの?

作り置きは基本長持ちはしない

上記を理解し、保存に対し理論的に取り組んでいきましょう。

正直、。食品の劣化に対し、「○○になったら食べられない」とか、「○○日まで食べられる」といった客観的な指標はありません。

自分の五感や上記の知識から、どれくらいの期間保存できる、明日以降は食べられないと判断していきましょう。

上記の劣化の要因から長持ちさせるためのコツを記載します。

内容は当たり前のように感じるかと思いますが、なぜそうなのかを知ると、対策できるかと思いますので、疑問が浮かんだ方はお問い合わせください。

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この記事を書いた人

35歳 会社員 食生活アドバイザー
2児のパパ スーパー主夫
無添加にこだわり、子どもでも食べやすい食事を心掛けている。
毎週土曜日に一週間分の作り置きを作成
平日にはキッチンは使用しない生活

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