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食物繊維って何? ~6番目の栄養素~

食物繊維 6番目の栄養素

お世話になっております。

2児のパパ、主夫のかすくんです。

引き続き5大栄養素についての続きです。

今回は食物繊維のお話です。

目次

食物繊維って栄養なの?

これまで3大栄養素(脂質・糖質・タンパク質)や5大栄養素(3大栄養素+ビタミン・ミネラル)の

話をしてきました。

食物繊維とは、炭水化物を構成する、糖質の他の要素です。

炭水化物=糖質+食物繊維

となります。

食物繊維とは熱やエネルギー、体の構成成分にはならず、

人間の消化液では消化されない難消化性の成分です。

ここまで紹介した栄養素である脂質・糖質・タンパク質は各消化器官の消化酵素で消化・吸収され、

そこでエネルギーや身体の構成に変換されます。

しかし、食物繊維はこの消化酵素の影響を受けず、小腸を通過し大腸まで運ばれます。

そのため、

小腸で糖質の吸収を緩やかにする

血糖値の上昇を抑える

コレステロール値を下げる

腸内環境を改善する

といった効果があります。

また、食物繊維には2種類あります。

耳にしたことがあると思います。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維です。

①水溶性食物繊維

その名の通り、水に溶けやすく、水に溶けるとゲル化する性質を持ちます。

余分な資質・糖質を吸着し対外に排出する

多く含まれる食品は果実(特に果皮)や野菜(植物の種子・葉・根)や海藻類です。

②不溶性食物繊維

①同様に、文字通り水には溶けずに水分を吸収して膨らみます。

有害物質も同時に吸収して便と一緒に排出します。

多く含まれる食品は野菜、豆類、穀類、菌類(きのこ)等です。

で、結局どっちを摂ればいいの?

水溶性・不溶性に分類しましたが、野菜類等、基本的には食物に対し

水溶性・不溶性どちらも含まれていることが多いため、

あまり気にせず多くの種類の野菜や果物を摂ることが大切です。

結局そういうことか

食物繊維が少ないとどうなるの?

野菜が不足したらって考えればいいかな?

簡単に言うと生活習慣病リスクが上がります。

腸内環境の悪化による便秘やそれによる大腸がん、

糖の吸収を抑えられず肥満や糖尿病

などなど、生活習慣病は脂質・糖質の過剰や食物繊維・ビタミン・ミネラルの不足によって

引き起こされることが多いということですね。

食物繊維が足りない場合、多くが便秘になります。

排便が毎日規則的でない場合、食物繊維が足りないかもしれません。

特にお子さんの場合は特に便の性状も含め、定期的に見てあげる方が良いでしょう。

大人も含め、子どもの便の硬さ・色・匂い・頻度・一回の時間等

いつも違う、なんか変だと感じたら、病気や食生活の可能性が高いです。

特にお子さんは自分の便の性状に問題があるかないかの判断は難しいです。

我が家の子供達にも教えています。

小さいこ頃からどんなうんちが健康かを見せて説明してきました。

時折「うんちがコロコロで固い、色は大丈夫」

5歳の娘がそんな報告をしてきます。

「○○ちゃん今日きのこ食べたい!」とか言い始めます。

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この記事を書いた人

35歳 会社員 食生活アドバイザー
2児のパパ スーパー主夫
無添加にこだわり、子どもでも食べやすい食事を心掛けている。
毎週土曜日に一週間分の作り置きを作成
平日にはキッチンは使用しない生活

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