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レパートリーの方程式 ~ごはん何作ればいいの?を解決~

世話になっております。

2児のパパ、食生活アドバイザーで主夫のかすくんです。

皆さん、毎日のご飯作りお疲れ様です。

主婦・主婦にとって、家事の最大の苦労は毎日のご飯作り。

昨今のブームにより、作り置きに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、ご飯作りの「何作ろうかなー」の悩み解消の回です。

目次

何作ればいいかわからない

毎日ご飯を作っている方、

「今日はごはん何にしようかなー」

「明日のごはん何にしようかなー」

ありますよね。ご飯作りで悩まない方はいないと思います。永遠の悩みです。

作り置き最前線でありスーパー主夫の私も、毎週一度に20品近く作るわけですから、そりゃー悩みます。

以前、「作り置きで毎日のごはん作りの悩み解消」なんて記事に書きましたが、

気づいた方もいるかも知れませんが、

作り置きを作るタイミングでは

「何作ろうかなー」と悩むわけですね。

この「何作ろうかなー」は、毎日のごはん作りと作り置きでは、少し違うんです。

作り置きと毎日の食事の「何作ろうかなー」の違い

ポジティブ ⇔ ネガティブで分けてみました。

毎日のごはん作り

  <     positive            ⇔     negative    >

  • その日の気分で決められる          ⇔  逆に毎日決めなければいけない
  • とりあえず1~2品考えればいい        ⇔  栄養バランスも同時に考えなくてはいけない
  • 悩んだら家族に聞くこともできる       ⇔  「何でもいい」とか言われる
  • 買い物から始められる            ⇔  考えてから行くとその食材が売ってなかったりする
  • 自分の疲れや時間により手間を調整できる   ⇔  時間がない時は時短料理ばかりになる

作り置き

  <     positive            ⇔     negative    >

  • 毎日の考える時間がなくなる         ⇔  一度に何品も作る必要がある
  • その日の気分に合わせて作り置きから選ぶ   ⇔  今日の気分に合う物がないことも
  • 家族に「何がいい?」ではなく「どれがいい?」⇔  急なリクエストには応えられない
  • スーパーのお買い得やおススメから考える   ⇔  一度にどれくらい買えばいいかが難しい
  • 毎日の疲れや帰宅時間は関係なし       ⇔  作り置きの日はマジ疲れる

こんなところでしょうか。

まとめると、毎日少しずつ悩むか、週1すごい悩むかということでしょうかね。

もちろん、作り置きと当日作りを併用している方もいらっしゃいます。

そんな異なる悩みもいっぺんに解決できれば嬉しいですよね。

レパートリー不足をまるっと解決

皆さん、レパートリーが少なくて悩むことありますか?

そもそも

「レパートリーが少ないから作り置きはちょっと…」とか

「毎日同じようなメニューになっちゃう」とか

「料理レシピアプリを見て決めるまで時間がかかってしまう」とか

色々あると思います。

皆さん、そもそも、レパートリーが少ないと思っていることからやめませんか?

料理教室でもなければ、お店でもなく、自宅の家庭料理です。

全部「自分が考案した創作料理」として提供しましょう。

肉野菜炒めでも、食材を変えたり調味料を変えることで違う料理になります。

回鍋肉も生姜焼きもゴーヤーチャンプルーも、肉野菜炒めですよね。

レパートリーは人にもよると思いますが、いくらでもあると思います。

ただ、いざ列挙しようとすると思いつかないだけです。

ということは、思いつくコツさえあればレパートリーが一気に増えますね。

料理のレパートリーで悩まないコツ

これは上記に挙げた通り、レパートリーを直接的に増やす方法ではありません。

あくまで、思いつくコツです。

①今まで作ったものの記録をつける

  私はInstagramに写真で挙げて記録していました。

  今でも見返すことがあります。

  特に季節ごとの野菜を作ったメニューや、一時的にハマって、その後飽きた料理とか。

  正直面倒くさいので、写真を撮ったり、レシピをブックマークしておくだけでもいいと思います。

②食材を変える

  同じような味付けでも、麻婆豆腐と麻婆茄子は違います。

  筑前煮と治部煮は違います。

  メインの食材、香味(ニンニクとかショウガ)を入れてみたり、食材ごとの出汁だったり

  材料を変えるだけでレパートリーが爆発的に増えます。

  特に肉巻きとか、卵とじとか。

③調味料を変える

  調味料ごとの味を知っていれば、カレー風味にしたり、甘口にしたりと、それもレパートリーが増えます。

  おススメは、出汁を変えること。

  醤油やみりんは和風出汁、甜麺醤や豆板醤は鶏ガラ、スパイス類はコンソメなど、

  和洋中といった組み合わせがありますが、これをそっくり丸ごと変えることで違うメニューになります。

  例えば回鍋肉をカレー炒めに変えたり、治部煮を中華煮にしたり。

  あえて崩すことで今までにない味が生まれることもあるんです。

  あえて塩だけで作ってみたり。

④調理方法を変える

  調理方法とは、基本的には焼く・炒める・煮るなどなど。

  細かく分けると炒め煮や茹でる・蒸す等数多くありますが、同じ食材・同じ調味料でも

  調理方法を変えれば全く違う料理になります。

  例えば豚バラ白菜炒めと、豚バラと白菜のミルフィーユ鍋なんかはほぼ同じ食材と調味料ですね。

⑤食材の使い方を変える

  ちょっと上級者向けになりますが、切り方や火の通し方で料理が変わることもあります。

  食感や風味が変わる物、例えばネギを斜め切りで一緒に炒めるのか、最後に白髪ねぎを乗せるのか。

  ニンニクを刻んで油に香りを移すのか、丸のまま食材として使用するのか。

  鶏肉と大根を一緒に煮るのか、大根おろしにして鶏のみぞれ煮にするのか。

⑥週ごとに同じメニューをローテーションする

  私もよくやっています。正直タッパーの3つは、2~4週おきにローテーションしています。

  一番多いのが、細切り昆布の煮物⇆切り干し大根の煮物とか、セビーチェ⇆千切り野菜の香味和えですね。

  同じ料理も2~3週間も空ければ食べる方はあまり覚えていないものです。

  ここで上記②の「食材をちょっと変える」なんかすると、「飽きた」の文句どころか毎週奪い合いです。

  いつものスーパーで一年中いつでも絶対売っているものをローテーションにする。

  特に乾物なんかおススメですね。

  思い出す必要すらない。買い物のタイミングでの悩みも一緒に解決。

  私も、冷蔵庫に余った食材で、何も考えず中華風に炒めたり、トマト煮に入れたり、鰹出汁と卵で綴じたり肉で巻いたりすることがあります。

  これらは作り置きでも毎日のごはん作りでも同様に活用できると思います。

レパートリーの方程式

上記をまとめると、

 食材×調味料×調理方法レパートリー

 となります。

 例えば、アスパラの豚バラ巻を基に考えてみましょう。

 皆さん作れますか?作ったことがない方でも何となくわかりますかね?

 一般的には

 (豚バラ+アスパラ)+(塩+胡椒)+(巻く+焼く)=アスパラの豚バラ巻

 といったところでしょうか。1品できました。

 では豚バラを鶏モモに変えましょう。

 (鶏モモ+アスパラ)+(塩+胡椒)+(巻く+焼く)=アスパラの鶏巻

 2品目ができました。

 巻くを炒めるに変えてみましょう。

(鶏モモ+アスパラ)+(塩+胡椒)+(炒める+焼く)=鶏とアスパラの塩炒め

 3品目。

このようにレパートリーは掛け算でできます。

もはや無限に色々作れる気がしませんか?

こして思いついて作ったごはんの評判が良い場合、ローテーションに仲間入りとなります。

料理上手な方やスパー主夫・主婦はこういった計算をしています。

レパートリーを聞いても曖昧な答えが返ってきます。

だって、作ったことなくても作れますもん。

もちろん、有名な名前が付いている料理が作りたいですよね。

「煮物」じゃなくて「治部煮」「トマト煮」じゃなくて「ラタトゥイユ」とか。

かっこいいですもんね。

でも、そんなものが必要なのはお料理教室くらいです。

お店でも「○○風」とか、お料理番組でも「○○と○○の炒め物」とかありますよね。

皆さんが作るのはそれです。ぜひ自分で名前を付けちゃってください。

これを読んだ皆さんももうレパートリーを聞かれても曖昧に答えることができますね。

「何を作ろう」という悩みが少しでも解決すると思います。

余った食材も違う味付けや調理法で新たな料理に変身するでしょう。

食材や調味料のロスも減りますね。

「何を作ろう」は日頃の家事の大きな負荷になります。

できるだけ日頃の家事の負担を減らし、充実した生活を送っていきましょう。

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この記事を書いた人

35歳 会社員 食生活アドバイザー
2児のパパ スーパー主夫
無添加にこだわり、子どもでも食べやすい食事を心掛けている。
毎週土曜日に一週間分の作り置きを作成
平日にはキッチンは使用しない生活

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