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子どもの野菜嫌いを解決 ~野菜を嫌いになってからじゃ遅い!~

世話になっております。

2児のパパ、食生活アドバイザーで主夫のかすくんです。

皆さん、毎日のご飯作りお疲れ様です。

主婦・主婦にとって、家事の最大の苦労は毎日のご飯作り。

その中で、子どもやパートナーは好き嫌いなく食べてくれますか?

今回は子どもも大人も野菜を食べらるようになるためにする習慣を紹介します。

目次

野菜の重要性

もうすぐ8月31日「野菜の日」ですね。

いくつかの記事にしておりますが、健康において、野菜は非常に重要です。

現代人の野菜不足が目立つ中、特に食物繊維やビタミンの摂取のために

積極的に野菜を摂るために身に着けるべき習慣を考えていきましょう。

野菜を摂るにあたり、野菜を嫌いな方の理由としては

  • 匂い
  • 食感
  • 見た目

こんなところでしょうか。

タンパク質に比べ、野菜は個々に特徴が強く出ています。

特に色や匂いですね。

それらは、慣れなくては警戒や恐怖も相まって、本能的にも敬遠してしまうでしょう。

茄子やトマト等、元来毒性のある植物を食用として品種改良されている野菜も多く、

本能的に見たことない植物を警戒してしまうのは、ヒトの本能と言えます。

ただ、野菜を食べなくてはいけないことには変わりありません。

最近は給食での好き嫌いも容認されてきていますが、健康や将来を考えたら、

食べ物は何でも残さず食べることが望ましいですよね。

ましてや、あなたが家族の健康を考えて用意したごはんを残すなんて…。

野菜嫌いを克服する方法

野菜嫌いの克服に関しては昔から試行錯誤されてきました。

ハンバーグに混ぜるとか、ソースに混ぜるとか、一緒に料理するとか、一緒に買い物に行くとか。

よく挙げられているのが、「気づかないうちに食べている」ということですね。

いつの間にか野菜を食べられるようになっている。

野菜嫌いを克服するレシピとかもよく見ます。

これらは、「野菜を(本人もしくは親が)がんばって食べる」ということですよね。

もちろん成長に伴って好き嫌いが減っていくことは統計的にあるようです。

しかし、頑張って食べるものでしょうか。

「野菜を美味しく食べる」とか「楽しく野菜を食べる」

もちろん非常に良いことですよね。

多くの主夫・主婦の方が考えてることでしょう。

でも、理想はそうでしょうか。

本当は肉や米のように、疑問もなく当然のように食べることじゃないですか?

我が家の子供たちは好き嫌いはありません。

8歳の長男も6歳の長女も、小さい頃は野菜を警戒したり、最初の一口が進まなかったり。

今では野菜も奪い合うように食べています。

もちろん、野菜より魚、魚より肉の方が好きですし、あまり好まない野菜もあります。

ですが、野菜を残すことはなく、モリモリ食べています。

下手すれば冷蔵庫から勝手にミニトマトやキュウリやピーマンを出して食べてることもあります。

これは、教育とかそういう高尚なものではなく、習慣化です。

野菜を食べる習慣づけ

我が家で取り組んでいる習慣を紹介します。

習慣化してしまえば、特に努力は必要ないんです。

「習慣」なので、レシピや工夫とかではありません。

野菜を当然のように食べるために、子どもだけでなく、家族みんなで取り組んでいきましょう。

これはパートナーも巻き込み、主夫・主婦のあなたが先導して行う必要があります。

また、子どもが小さい頃から取り組んでおく方が受容されやすいです。

①とりあえず先に野菜を出しておく。

   我が家は作り置きで食事を回しています。

   作り置きは大まかに「野菜類だけ」「タンパク質だけ」「タンパク質と野菜」といった分け方をしています。

   まずは野菜を提供しましょう。

   理由としては、

      「ベジファースト」

     野菜から食べ始めることで、血糖値の上昇が緩やかになり、

     栄養価を摂取しやすく、太りにくい体質になります。

      「空腹時に食べる」

     最初にタンパク質や炭水化物を食べると、それでお腹いっぱいになってしまいます。

     先に食べることで、ある程度空腹が落ち着くまで野菜を食べ続けましょう。

   ワンプレートや、全部のおかずを並べる方が楽かもしれません。

   大変であれば、ミニトマトやキュウリなど、冷蔵庫から出してそのまま食べられる物を

   渡しちゃえばいいですよね。パプリカとか、キャベツとか手でちぎって。

   その間にごはんを用意しておきましょう。

   我が家は野菜類を提供し、食べ終わらないと次の料理が出てきません。

   ある程度お腹が満たされてからタンパク質や米を出します。

   外食時も是非気にしてください。

②お菓子を控える

   特に、食事前のお菓子ですね。

   よく出先で、子供に16時とか17時くらいにお菓子をあげている場面を見ることがあります。

   「夕食どうすんだろ」とか思います。

   確かに、子どもが「お腹空いた」とぐずることはあると思います。

   これも習慣です。一度お菓子を提供したら、次から提供しないとぐずります。

   「お腹空いた」から「食べる」ではなく、「お腹空いた」という状況を理解する方向に向けます。

   子どもは空腹を完全に理解できていないことが多いです。

   大人で言う「小腹が空いた」とか「口が寂しい」ですね。全て「お腹が空いた」であることが多いです。

   「何を食べたいか」とか、「お腹が空く」ということはどういうことかをお話しましょう。

   我が家ではおやつ以外での間食はしません。おやつは主にフルーツです。バナナとか。

       「血糖値の上下」

     空腹の時間を持つことで、血糖値が下がる時間を作ります。

     常に血糖値が高い状態にあると、血中の糖が皮下脂肪として貯蔵されやすくなります。

       「食事量の低下」

     当然、おやつである程度お腹が満足していますが、食事量自体が下がります。

     そこに野菜があっても進みません。大人でもそうですよね。

     そこで大好きなお肉が見えたら、そりゃもう、お肉しか食べないですね。

③野菜の理解

   食事中、野菜のお話をよくします。

   例えば、この中で1番抗酸化作用が高いのはどれでしょう?といった選択問題を出したり、

   このミニトマトはご近所さんにもらったヤツだよ。とか、

   ピーマンとパプリカ、どう違う?とか。

   食べながら野菜の話をします。

   無理やり「食べなさい」とか、「美味しいよ」ではなく、

   「なぜ食べた方が良いか」「食べたらどんないいことがあるか」を説明してあげましょう。

   子どもは拙いながらも話を意外と理解しています。しっかり理由を説明してあげましょう。

   「だからパパは筋肉モリモリでお肌がツルツルで、お酒買う時たまに年齢確認されるんだよ」と。

   パートナーにも教えてあげましょう。

   家族みんなで野菜に興味を持つようお話していきましょう。

   また、スーパーで野菜を買う時にお話したり、家庭菜園で野菜を作ったり、農家さんの収穫体験に行ったり。

   我が家は近所の収穫体験に行きすぎて、収穫体験でない日も、規格外れのミニトマトやきゅうりを

   どうぞと言われひたすら食べています。何も買ってないのにすみませんと思いながら。

   ご近所さんの家庭菜園のピーマンを「どうぞ」と渡された瞬間に噛り付き、引かれていました。

④家族で取り組む

   もちろん、親がお菓子食べてたり、

   親だけ先に丼を食べ始めてたり

   忙しいわーとキッチンで1人で食べてたり

   あまり良くはないですよね。

   子どもと一緒に、同じ食習慣を持つようにしましょう。

   大人も理解することで、子どもと一緒に食生活に対し向き合っていきましょう。

   私のパートナーも、昔は私が夕食の準備をしている間、クッキーとかポテチとかを食べていました。

   夕食が作り終わる頃に、「お腹空いてないからごはんあんまいらないかなー」

   本当にイラっとしました。

   今では誰よりも野菜を食べています。お菓子もほぼ食べません。

   子どもとミニトマトを取り合ってケンカをしています。

避けるべき習慣

野菜嫌いを克服するというよりは、野菜嫌いにならないようにする「避けるべき方法」となります。

野菜嫌いを克服する方法としてよく挙げられていますので、

野菜嫌いになる前から避けるように。離乳食やそれが終わるくらいの頃から気を付けていきましょう。

①気づかないように料理に混ぜる

  ただ嫌いな野菜を食べるためにハンバーグや餃子、カレーに混ぜるというのは、

  確かに野菜の摂取に繋がるかもしれません。

  でも、その嫌いな野菜が入っていることに気づいた瞬間どうなるでしょう。

  もちろん、「食べられた」という自信に繋がることもありますが、

  「無理やり食べさせられた」と全部を疑い、食事量全体が減ってしまう危険性もあります。

  また、子どもが大人になってから積極的に摂ると思いますか?

  「ハンバーグなら食べられる」ではなく、「ハンバーグに入れないと食べられない」になりませんか?

  我が家では、この料理には何が入っているか、調味料も含め説明します。

  「え、今回ズッキーニ入ってないの?」とか、

  「今回のカボチャちょっと固めじゃない?国産?」とか言われます。子ども達ですよ?

  たまにイラっとします。

②野菜ジュースにする

  これも嫌いな野菜を美味しく摂取できる方法の一つであると思います。

  最初から食感や味などの野菜の個性を消してしまったり、砂糖やはちみつ等、

  甘味が強い状態にすると、野菜ジュースでないと飲まないであったり、

  もっと甘くして!となったり。

  「野菜を摂れた」だけで、野菜嫌いの克服はされていないでのはないでしょうか。

③好きな野菜を積極的にたくさん提供する

  子どもって嫌いな野菜もあれば、好きな野菜もありますよね。

  代表的なのが枝豆やとうもろこしなんかですかね。

  たまに聞くのがトマトやブロッコリー、じゃがいもらへんでしょうか。

  もちろん、野菜を食べるのはいいことですが、1種類だけを食べ続けると、

  肉だけ食べるのと同じように、必要な栄養素をカバーできないまま満腹になってしまいます。

  できるだけ満遍なくいろいろな種類の野菜を食べるよう提供していきましょう。

まとめ

好き嫌いって大人でもありますよね。

子どもは経験よりも、危険を察知する本能が強く働く分、好き嫌いが出やすくなります。

できるだけ野菜嫌いになる前から、家族で食生活を見直し、習慣づけを行っていきましょう。

好き嫌いを直すのは大変です。

習慣は付いてしまえば努力は必要なくなるんです。

もちろん、野菜嫌いになってからも取り組めます

可能な限り早めに習慣化することが大切です。

できるだけ頑張らずに健康な生活を送れるように意識していきましょう。

  

   

   

   

   

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この記事を書いた人

35歳 会社員 食生活アドバイザー
2児のパパ スーパー主夫
無添加にこだわり、子どもでも食べやすい食事を心掛けている。
毎週土曜日に一週間分の作り置きを作成
平日にはキッチンは使用しない生活

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